*このページは1997年現在発売されていた訳本を比較しました。1998年11月に発売された脇明子・訳『愛蔵版 鏡の国のアリス』(岩波書店)及び同岩波少年文庫版、それ以降に発売された諸訳、すなわち山形浩生訳『鏡の国のアリス』(朝日出版社)、安井泉訳『鏡の国のアリス』(新書館)、久美里美訳『鏡の国のアリス』(エスクァイアマガジン・ジャパン)については、Jabberwockyの第一連の引用と登場人物の名前、イラストの比較のところには付け加えましたが、比較検討する際の評価基準を一定にするため、新しくこの訳本の翻訳の比較は行いませんでした。(1998.11.12/2000.11.18/2005.3.30/2005.12.4/2006.12.22)
Jabberwocky
'Twas brillig, and the slithy tobes
Did gyre and gimble in the wabe;
All mimsy were the borogoves,
And the mome raths outgrabe.
ジャバーウォックの歌
そはゆうとろどき ぬらやかなるトーヴたち
まんまにて ぐるてんしつつ ぎりねんす
げにも よわれなる ボロームのむれ
うなくさめくは えをなれたるラースか
(高橋康也訳)
ジャバーウォッキー
あぶりぐれきたりて ぬらたかなるとなげら
前後普角に転し錐しけり
いともかよわれなりしはぼろぐろげら
えでたるとんじらほしゃずりけり
(柳瀬尚紀訳)
ジャバーウォックものがたり
あぶりの時にトーヴしならか
まはるかの中に環動穿孔、
すべて哀弱ぼろ鳥のむれ
やからのラースぞ咆囀したる。
(岡田忠軒訳)
ジャバウォッキのうた
あぶりのときぞ トーブぬらやか
まはるかのなかを ぐわりきりさす、
すべてほそれな ぼろとりのなれ、
やからのあぶた ほえずりにけり
(多田幸蔵訳)
ジャバウォッキ(邪婆有尾鬼)
ゆうまだきらら しなねばトオヴ
まわるかのうち じゃいってきりる
いとかよわれの おんボロゴオヴ
ちでたるラアス ほさめずりつつ
(矢川澄子訳)
ジャバウォッキー
ときしもぶりにく、しねばいトーヴが、
くるくるじゃいれば、もながをきりれば、
すっぺらじめな、ポロドンキン、
ちからのピギミイふんだべく。
(生野幸吉訳)
ジャバウォック ものがたり
そはあぶりどき ぬらやかなる
トーブらじゃいりぬ まひろきりして
もろじめなるもの みなボロゴーブご
やはなれラースら ほしゃみえずる
(芹生 一訳)
ジャバウォッキー
ゆうげするとき トーヴしならか
まはるかに くるるきりさし
やせがなし よごれじき鳥
さまかるラース ほえむすぶ
(高杉一郎訳)
ジャバウォッキー
ゆうときごなりき トーブらぬめやか
まわらくろまに つどよめでかり
よれじめ鳥の うかなみて
まどれしラース わめくしゃむ
(中山知子訳)
ジャバウォッキ
夕ぐらだよ、ぬめらかなトーヴ、
ぐるぐらなける、ずどり、
よわじめな、ボロゴーヴ、
みどぶーやから、きっきーな。
(北村太郎訳)
ジャバーウォッキ
日傾ぎ、炊ぎの時
ぬめやかな錐角獣(トーヴ)はその螺旋角もて丘腹を刳る
日時計の下に巣喰う珍獣どち泣鳴して右往左往す
山嵐鳥(ボロゴヴ) 鮫口獣(ラース)は錐角獣(トーヴ)の錐揉の音を聞き
塒(ねぐら)の危うきを知り 恐れ戦慄(おのの)く
(石川澄子訳)
ジャバウォッキー
ゆうまだきにぞ むめむらとおぶ
にひろのちにや ころかしきりる
うたてこばれたるぼろこおぶ
えかりたるらあすぞひせぶる
(高山 宏訳)
ジャバウォック物語
ゆうげるじ、どんきなアナゲルク、まひろにて、くるしりきりけた。
ボロボーキーらは、ふらづいて、さまるくミドブー、ほえっずる。
(宗方あゆむ訳)
ジャバーウォッキー
そはゆうやきどき ゆるしなきトーヴども
にもひろに ガイリし キリリしたりき
ひたぶるにうすじめきは ボロゴーヴども
えはなれしラース あまたさうしゃめりき
(脇 明子訳)
ジャバウォッキー
それは煮そろ時(じ)、俊(しゅ)るりしオモゲマたちが
幅かりにて環繰り躯捩する頃
ボショバトたちのみじらしさ極まり
居漏(いろ)トグラがほさめる頃
(山形浩生訳)
ジャバーウォッキー
ゆうげ火に しなぬるトーブ
回(かい)してうがつ穴 一面
あわすぼらしいボロゴーブ
いとくまた ラース さえほゆめん
(安井 泉訳)
ジャバウォッキー
にあぶるのこくき ぬしなぬやかるとおぶ
ぐるまきりるや もひろのちにて
あらゆるもじろは ぼろごおぶ
えなれるらあす うしゃなずる
(久美里美訳)
ジャバーウォッキー
あぶりどきに、柔汚なトーブたち、
回動し、空孔する、前後面にて。
すっかり哀弱なボロゴーブ
ちからのラースが吠笛す。
(原 昌訳)
*『ふしぎの国のアリス』(国土社)付録『鏡の国のアリス(抄)』より
邪罵魚鬼(じゃばうおっきー)のうた
そは夕まだき じめりにござる
すべらとうぶはこまかりあなきる
なべてみめじきはぼろごおぶ
もうむらあすはきいめきたり
(笠井勝子訳)
*『不思議の国の"アリス" ルイス・キャロルとふたりのアリス』(求龍堂)より
ジャバウォックの詩
ゆうげだち ぬめやかトウブ
よしばえのなか がらぎりる
みすぼろげなる ボロゴウブ
とんずラアスの ひゅくしゃえる
(稲木昭子・沖田知子訳)
*『アリスの英語2』(研究社)より
邪罵惑鬼(ジャバーワッキー)
ぶりりのこくに やわなめとおぶら
ずずとのさとにぞ てんぐりどるる
あはれかすけき ぼろどりみどら
もうまいらあとん あヽひゅれぶうる
(佐藤良明訳)
*ジョン・チアーディ「ぐろき森にて ふーぶく申す」(『ユリイカ1978年12月号 特集*ルイス・キャロル』所収)より
邪罵惑鬼
あぶりの刻に すらじりトーブら
ぐぬらの丘にぞ てんぐりどるる
あはれかそけき ぼろどりみどら
もうまいらーとん あヽひゅれぶうる
(佐藤良明訳)
*『The Expanding Universe of English II』(東京大学出版会)より
ジャバーウォッキー
れはゆうやき しなやねばなトーヴたち
くるりけり にもひろにきりり
へたみじな ボログローヴたち
えはなれたラース うなしゃみふく
(壺井正他訳)
*ドラマ『鏡の国のアリス』(2003年4月28日NHK BS-2放映の日本語吹き替え版)より
ジャバウォッキ
あぶりどき しなりべたべた
ぐるぐるときりきりは ぼうぼうの中
めそみじは おんぼろ鳥(ちょう)
そして ひゅうがあくしょんである
(徐賀世子訳)
*DVD『アナザーワールド 鏡の国のアリス』日本語吹き替え版より
ジャバウォッキ
アカネはジュウネン
グリルジャイルはキリル
カヨワレしはオンボロロ
ラアドはホエクシャル
(森泉佳世子訳)
*DVD『アナザーワールド 鏡の国のアリス』字幕より
<参考>
そは夕餉 夕グリ焼きに かかるころ
ぬるちょろり アナトカゲ舞い 細い穴
うすみじめ オンボロ鳥 ひょろひょろり
道迷い ウロウロり豚 うなさえり
(藤田英時訳)
*『名作アニメで英会話シリーズ ふしぎの国のアリス』(藤田英時編著・別冊宝島1470)付録DVDより、チェシャ猫の歌う歌の字幕。字幕の訳者名がクレジットされていないので、本の編著者である藤田英時を訳者と推定した。
<参考>
ゆうまげれ ぬめらむげら
にじり こじくるおかのべ
すっかりぼうむは みじわせで
おうもすこんが わきめく
(酒井邦秀)
*『英語耳&英語舌シリーズ6 映画で英語シャドーイング [ふしぎの国のアリス]』(酒井邦秀監修 Gakken MOOK)付録DVDより、チェシャ猫の歌う歌の字幕。字幕の訳者名がクレジットされていないので、本の監修者である酒井邦秀を訳者と推定した。
<参考>
さしすせそで おまけにガギグゲゴ
ひゃひゅひょは キャキュキョにあるの?
パピプペポはいつも ざじずぜぞだった
そう みゃみゅみょは リャリュリョ
*DVD『ピノキオ/ふしぎの国のアリス』(日本語字幕版・宝島社)より、チェシャ猫の歌う歌の字幕。下線部は元の字幕では傍点。特定の訳者名はなく、ジャケットには「字幕翻訳:Braintrust corporation」と制作会社名のみあったので、これを訳者名とした。
<参考>
午後の四時だった。
やわらかく、ねっとりしたトーブが
芝生を回って、錐のように穴をあけた。
ボロゴーヴはすっかりしおれていた。
道に迷った小豚は
くしゃみをするように鳴き声をあげた
(般若敏郎訳)
*『不思議な国の殺人』(F. ブラウン・創元推理文庫)より
| 岡田 | 高橋 | 生野 | 多田 | 高山 | 芹生 | 柳瀬 | 高杉 | 石川 | 北村 | 矢川 | 中山 | 宗方 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | 1 | 5 | 2 | 3 | 1 | 4 | 3 | 2 | 3 | 2 | 0 | 岡田 | |
| 1 | 2 | 2 | 3 | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 | 0 | 高橋 | ||
| 1 | 2 | 3 | 1 | 1 | 1 | 1 | 3 | 1 | 0 | 生野 | |||
| 1 | 3 | 2 | 3 | 1 | 2 | 2 | 1 | 1 | 多田 | ||||
| 4 | 1 | 2 | 3 | 2 | 4 | 2 | 0 | 高山 | |||||
| 2 | 2 | 3 | 2 | 5 | 2 | 1 | 芹生 | ||||||
| 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 柳瀬 | |||||||
| 2 | 1 | 2 | 2 | 0 | 高杉 | ||||||||
| 2 | 3 | 2 | 0 | 石川 | |||||||||
| 2 | 2 | 1 | 北村 | ||||||||||
| 2 | 0 | 矢川 | |||||||||||
| 0 | 宗方 | ||||||||||||
『鏡の国のアリス』では様々な生き物が登場するが、キャロル特有の言葉遊びにより命名されたものも多い。ここでは、原語の音を写しただけではなく、日本語風に名前を「意訳」した例を紹介する。
Jabberwock Bandersnatch
邪歯羽尾ッ駆 蛮駄栖那ッ致 (柳瀬)
邪婆有尾鬼 万蛇砂魑 (矢川)
ジャバーウォッキ 飛竜 (石川)
蛇馬魚鬼 蛮鴕支那魑 (高山)
ジャバウォック クチナバ (生野)
Tweedledum and Tweedledee
ソックリダムとソックリディー (矢川)
Hatta Haigha
ボーシヤ サンガツ (芹生)
ボウシヤ ウサキチ (矢川)
某氏也 卯茶義 (柳瀬)
ぼうし屋 三月ウサギ (中山)
帽子屋 3月ウサギ (宗方)
ボーシャ ハーネル (脇)
ボウシャ ヘイヤ (山形)
ボウシャ ヘヤ (安井)
ぼうし屋 兎ちゃぎ (久美)
Nobody
陀礼毛今仙 (石川)
ダレモイマさん (矢川)
*原文に付けたページはAnnotated 'Alice' (Penguin) でのページ
"She must be labeled 'Lass, with care,' you know -" (p. 219)
『少女・取りあつかい注意』 (岡田)
『女の子、箱入りにつき、取り扱い注意』 (生野)
『少女、取扱注意』 (多田)
『割れむすめ。取扱注意』 (高山)
『わるもの、とりあつかい注意』 (芹生)
『子割物、注意』 (柳瀬)
『女の子、取り扱い注意』 (高山)
『割れもの 取扱い注意』 (石川)
『小むすめ、取扱い注意』 (北村)
<娘、ワレモノ注意> (矢川)
『女の子、取りあつかい注意』 (中山)
『箱入り娘、とりあつかい注意!』 (宗方)
"She must go by post, as she's got a head on her -" (p. 219)
a)訳していないもの(英語の音をルビで振っている):岡田、多田、高杉、石川、北村
b)言葉遊びになっていることを註釈などでも触れていないもの:中山
c)日本語の言葉遊びに訳しているもの:
「あの子は郵便で出さなきゃあね、なぜってあの子は、しょげきっているものね-」(生野)
「この子は郵便で届けるに限る。なぜってこんなにも貼り切手る子なんだから-」(高山)
「郵便で送ってやりなよ、当代切手の可愛い子だ-」(柳瀬)
「郵便で送るべきだよ、髪キッテやって」(矢川)
d)日本語に訳してはいるが、言葉遊びにすることを諦めたもの:
「この子は、ぼうしの羽根かざりを切手にして、郵便でおくらなくちゃ-」(芹生)
「それより、おでこに切手をはって、郵便にするべきだ」(宗方)
"Am I addressing the White Queen?" "Well, yes, if you call that a-dressing" (p. 245)
a) 訳していないもの(英語の音をルビで振っている):高杉
b) 言葉遊びになっていることを註釈などでも触れていないもの:生野、中山
c) 日本語の言葉遊びに訳しているもの:
「白の女王さまにお聞かせしているのでございましょうか?」「ああ、いかにも。それをお前が、着かせると呼ぶならばじゃな」(岡田)
「白の女王さまにお聞かせいたしているのでしょうか?」「うむ、さようじゃ。それをお前が、着かせると呼ぶならばの」(多田)
「おぼし召しでは、あなた様は白の女王様?」「お帽子召しかと言われるなら、いかにもわらわじゃ」(高山)
「あたしが口をおききもうしあげておりますのは、白の女王さまでいらっしゃいますでしょうか。」「ああ、いかにも。そなたが自分のしていることをおきっきもうしあげる、と呼ぶならば、な。」(芹生)
「嬉しいです、白の女王様にまたご一緒できて」「ふむ、さようじゃ。おまえがこれをご衣装で着てと申すならな」(柳瀬)
「私がお目にかかっているのは白の女王さまでしょうか」「いかにも。それをお身にかかるとおいいなら」(石川)
「あたしがごあいさつしてるのは、白のクィーンですよね?」「ごワイシャツというのなら」(北村)
「あのう、白の女王さまに来ていただけたんでしょうかしら」「そう、ねえ、あたし、あんたを着るなんて」(矢川)
「あのう、陛下はおしゃべりがおきらいですか?」「おしゃれがきらいか、ですって?」(宗方)
d) 日本語に訳してはいるが、言葉遊びにすることを諦めたもの:なし
"I beg your pardon?" said Alice. "It isn't respectable to beg," said the King. (p. 280)
a) 訳していないもの(英語の音をルビで振っている):なし
b) 言葉遊びになっていることを註釈などでも触れていないもの:宗方(この文そのものが訳されていない)
c) 日本語の言葉遊びに訳しているもの:
「くり返していただきたいんですけど」「物をいただきたがるのは、上品なことではない」(岡田)
「も一度言っていただけません?」「いただきたがるなんで、上品なやりかたじゃない。」(生野)
「もいちど、おっしゃっていただきたいんですけど」「いただきたがるのは下品なことじゃ」(多田)
「何ですって?」「何だろうと掏るのはいかんことじゃよ」(高山)
「あの、もいちどいっていただけません?」「やたらにいただきたがるのはね、上品なことではないんだよ」(芹生)
「あのう、失礼ですが」「失礼なことなら申すな」(柳瀬)
「もういちど、おしゃっていただきたいんですが?」「いただきたいというのは品がないぞ」(高山)
「あの、すみませんが」「すまぬならばすむようにすればよろしい」(石川)
「え?」「えじゃない、字」(北村)
「失礼ですけど」「失礼ならいわなきゃいい」(矢川)
「もいちどいってくださいな?」「くださいなどとは、はしたないぞ」(中山)
d) 日本語に訳してはいるが、言葉遊びにすることを諦めたもの:なし
跋詩: A boat, beneath a sunny sky .... Life, what is it but a dream? (p. 345)
a) 原詩がAlice Pleasance Liddellのアクロスティックであることを、註で解説:高杉
b) アクロスティックであることが触れられていない:岡田(跋詩省略)、生野、多田、柳瀬、北村、中山、宗方
c) 完全なアクロスティックに訳したもの:
「アリス・プレザンス・リドル、ルイス・キャロル祈る」(高山)
「アリス・プレザンス・リデルへルイス・キャロルより」(石川)
d) 各連の最初の文字を取って行くと言葉になるように訳したもの:
「アリスよさらば」(芹生)
「アリスわが愛」(矢川)
| 岡田 | 生野 | 多田 | 高山 | 芹生 | 柳瀬 | 高杉 | 石川 | 北村 | 矢川 | 中山 | 宗方 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| a | 7 15.6 | 2 4.4 | 12 26.7 | 4 8.9 | 0 0 | 0 0 | 17 37.8 | 5 11.1 | 12 26.7 | 0 0 | 0 0 | 0 0 |
| b | 5 11.1 | 6 13.3 | 7 15.6 | 4 8.9 | 1 2.2 | 4 8.9 | 10 22.2 | 12 26.7 | 14 31.1 | 4 8.9 | 11 24.4 | 8 17.8 |
| c | 32 71.1 | 37 82.2 | 26 57.8 | 37 82.2 | 38 84.4 | 41 91.1 | 18 40.0 | 27 60.0 | 19 42.2 | 39 86.7 | 31 68.9 | 34 75.6 |
| d | 1 2.2 | 0 0 | 0 0 | 0 0 | 6 13.3 | 0 0 | 0 0 | 1 2.2 | 0 0 | 2 4.4 | 3 6.7 | 3 6.7 |
なお、調査した言葉遊び45項目およびその成績の一覧を確認する場合は、この行の該当部分をクリックして下さい。
『鏡の国のアリス』 岡田忠軒・訳 角川文庫(1959)
『鏡の国のアリス』 生野幸吉・訳 福音館(1972)
『鏡の国のアリス』 多田幸蔵・ 旺文社中学生・高校生必読名作シリーズ(1975)
『鏡の国のアリス』 高山宏・訳 東京図書(1980)
(『新注鏡の国のアリス』 高山宏・訳 東京図書(1994))
『鏡の国のアリス』 芹生一・訳 偕成社文庫(1980)
『鏡の国のアリス』 柳瀬尚紀・訳 ちくま文庫(1988)
『鏡の国のアリス』 高杉一郎・訳 講談社文庫(1988)
(『鏡の国のアリス』 高杉一郎・訳 講談社青い鳥文庫(1994))
『カラー版鏡の国のアリス』 石川澄子・訳 東京図書(1989)
『鏡の国のアリス』 北村太郎・訳 王国社(1990)
『鏡の国のアリス』 矢川澄子・訳 新潮社(1991)
(『鏡の国のアリス』 矢川澄子・訳 新潮文庫(1996))
『鏡の国のアリス』 中山知子・訳 フォア文庫(1992)
『鏡の国のアリス』 宗方あゆむ・訳 金の星社(1995)
『愛蔵版 鏡の国のアリス』 脇 明子・訳 岩波書店(1998)
『鏡の国のアリス』 脇 明子・訳 岩波少年文庫(2000)
『鏡の国のアリス』 山形浩生・訳 朝日出版社(2005)
『鏡の国のアリス』 安井 泉・訳 新書館(2005)
『鏡の国のアリス』 久美里美・訳 エスクァイアマガジン・ジャパン(2006)
「絵も会話もない本なんて」とは『不思議の国のアリス』の中の科白。キャロルの作品については、どこかしら「しかけ絵本」的な趣向が認められる。そのため、イラストの配置などレイアウト面も翻訳(?)されているかどうかということが評価の指針となりうる。
a) 同じ紙の裏・表に配置されているもの:
多田、高杉(青い鳥文庫)、中山、脇、安井
b) 同じ紙の裏・表に配置されていないもの:
生野、高山、芹生、高杉、石川、北村
c) どちらか(または両方の)イラストが欠けているもの:
岡田
d) テニエルのイラストではないもの:
高山(新注)、矢川、矢川(新潮文庫)、柳瀬、宗方、久美
a) 女王・猫ともにイラストがある:
生野、多田、高山、芹生、高杉、高杉(青い鳥文庫)、石川、北村、中山、脇、安井
b) 女王・猫ともにイラストがある(ただしテニエルでない):
矢川(但しイラストは2枚とも猫)、矢川(新潮文庫)、宗方(変身中も入れ3枚)、久美
c) どちらか(または両方の)イラストが欠けている:
岡田
d) どちらか(または両方の)イラストが欠けている(イラストがテニエルでない):
高山(新注)、柳瀬
ご意見等ございましたらcxj03744@nifty.comまでお寄せ下さい。
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